展覧会概要

はっきりとした四季と湿潤な気候に育まれた良材に恵まれて、我が国の木竹工芸は、技術的・芸術的に優れた独自の工芸として発展してきました。本展ではこの伝統を継承しつつ、今日の生活に即した木工芸・竹工芸作品を全国から公募し、厳選した入選作と重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品60点と遺作1点を一堂に展示します。

展覧会名
第19回伝統工芸木竹展(第3回神戸展)
―全国の木工芸・竹工芸作家による公募展
2023年5月13日(土)~6月18日(日)
竹中大工道具館1Fホール
開催時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館
月曜日(祝日の場合は翌日)
入館
大人700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
日本工芸会、竹中大工道具館
文化庁、兵庫県教育委員会、朝日新聞社、MOA美術館、神戸新聞社、NHK神戸放送局
主な展示品
文部科学大臣賞:大木淑恵作 稜折盛籃「巴波」(たかおりもりかご「ともえなみ」)
東京都教育委員会賞:市川正人作 献保梨拭漆箱(けんぽなしふきうるしはこ)
朝日新聞社賞:松本高次作 欅拭漆盛器「流星」(けやきふきうるしもりき「りゅうせい」)
MOA 美術館賞:岐部笙芳作 盛籃「流光」(もりかご「りゅうこう」)
木竹参与賞:林哲也作 神代杉網代線象嵌箱「光彩」(じんだいすぎあじろせんぞうがんばこ「こうさい」
奨励賞 三越伊勢丹賞:玉井智昭作 黄檗造盛器(きはだづくりもりき)
奨励賞 日本工芸会木竹部会賞:福嶋則夫作 神代杉柾目造板目象嵌盆(じんだいすぎまさめづくりいためぞうがんぼん)
会場写真
関連イベント

■ワークショップ「刳物でつくる小皿」
無垢の板を丸鑿で刳り、豆鉋で削って仕上げる刳物(くりもの)の小皿をつくります。
※手道具を使うため初級程度の木工経験が必要です。使いなれた道具があればお持ちください。

2023年5月28日(日) 10:00~16:00
宮本貞治、市川正人(日本工芸会正会員)
竹中大工道具館地下2階木工室
参加
6,000円(別途入館料が必要)
大人8名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
申込締切
5月6日(土)まで

関連イベント申込方法

イベントページよりお申込みください。

■イベントページ
ワークショップ「刳物でつくる小皿」はこちら